パレットとは
この記事を読んでくださっている方は「パレット」「DIY」等で検索されているかと思いますので、今更かと思いますが…念のため。
ブログを書くために調べていたら「日本パレット協会」なる団体を見つけたのでそちらから引用しました。
一つの単位にまとめた貨物を置くための面があり、人手またはフォークリフト等の専用車両により荷役、輸送、及び保管の全てが可能な構造をもつもの。上部構造物をもつものを含みます。
一般社団法人 日本パレット協会HP https://www.jpa-pallet.or.jp/about/
…「定義」ということで辞書的な説明になってしまいましたが、要するに物流に使用する荷役用の台のことです。様々な素材がありますが、DIYでは木製のパレットが主に使用されます。
パレットが流行っている「オシャレ」以外の5つの理由
このパレットですが、見た目のインダストリアル感(実際に工業製品なので「インダストリアル」なんですが)が昨今の「ブルックリンスタイル」のブームと相まって、DIY好きの間で人気を博しています。
私もネット上の画像に一目惚れし、パレットで家具を作成した一人ですが、DIYの過程でその”オシャレさ”以外にも多くのDIY好きに選ばれる理由を感じました。
以下、実際にDIYをした自身の経験も踏まえた考察も併せてまとめてみました。
- 国際規格にも堪える対荷重と素材自体の丈夫さ
- 防虫処理済みで安心
- 釘打ち不要!?加工プロセスの短縮
- 材料費の削減
- 経年でしか出せない木材の”味”が簡単に手に入る
では、ひとつずつ順にご説明していきます。
国際規格にも堪える対荷重と素材自体の丈夫さ
上記の通り、そもそも物流で重い荷物を載せるために使用される道具であるため、重さに強いことが特徴に挙げられます。実際に物流現場で使用されるものは、JISや国際規格であるISO等の規格において対荷重が定められているため、家庭での使用には十分な強度が期待できます。
また、最近ではDIY用のパレットも発売されているので、一概には言い切れませんが、実業務で使用されているものであれば素材の強度も期待できます。
注:上記は実務上で使用することを目的に生産されたパレットを対象としています。
防虫処理済みで安心
こちらも輸出の実務で使用されるもの限定となりますが、時には倉庫や船内で湿度や気温の高い状態に置かれることもあるため、防虫のための処理が義務付けられているようです。
輸出用のワンウェイパレットは、虫の混入を防ぐ為、国際基準(ISPM No.15)に従い、熱処理を行った後、証明スタンプを押します。
株式会社 柴原製作所HP http://www.shibahara-timber.co.jp/contents/category/howto/

(柴原製作所HPより転用http://www.shibahara-timber.co.jp/contents/category/howto/)
だからと言って、何も加工をしなくても虫食いの心配が無いというわけではありませんが、特に屋外での使用を想定しているものであれば全く加工のされていない木材をゼロから使用するよりは安心感があると思います。
釘打ち不要!?加工プロセスの短縮
こちらはパレットの構造に起因する部分ですが、パレットは基本的にフォークリフトでの運搬用に二方、または四方に空間が空いており、一定の高さがあります。この構造によって、必要な長さにカットして組み合わせるだけでベッドやテーブルを作成することができます。

ただし、使用済みパレットはものによっては表面の傷やささくれがひどく、かなり丁寧にヤスリ掛けしないといけない場合もあり、却って手間がかかることも。(実際に私の場合はそうでした泣)
中古の使用済みパレットを使用する際にはこういったデメリットがあることも頭に入れておくと良いかもしれません。
材料費の削減
無料で手に入る!?
近くにホームセンターや物流倉庫がある方は、お願いすれば無料で中古のパレットを入手できるかもしれません。
私は都内在住で大きな荷物を運べるような車も持っていないため、はなから無料で入手することは視野に入れていませんでしたが、多くの方がそういった方法について書かれているので、興味のある方はそういった記事を参考にしてみてください。(最近ではDIY用途で流行ってしまったため、無料での入手は困難かもしれませんが…)
無料でなくても、充分割安!
上記のような事情から、私はAmazonに出品されている使用済みパレットを購入しました。Prime会員のため送料もかからず、800×1200のパレットを5枚セットで¥14,000ほどで購入できました。
DIYをあまりされない方だと、この価格が高いのか安いのか判断しづらいかと思いますが、同サイズの木材を新品で購入することを考えると圧倒的に割安な金額です!
サイズが大きいため、購入の際は必ず送料込みでの金額で比較することをオススメします。
経年でしか出せない木材の”味”が簡単に手に入る

“オシャレさ”以外と言った手前、かなり微妙なラインですが、革製品同様に木材にも経年によって”味”というものが生まれます。
ヴィンテージものになぜ高値がつくかというと、その味を再現するのに何十年という歳月を要するからです。
木材もそういった味を出すのにはそれなりの歳月が必要です。すでに使い込まれた使用済みパレットを材料に使うことで、味のある家具を簡単に作ることができます。
おわりに
今回は、実際に輸送業務で使用された使用済みのパレットを対象に書いております。昨今ブームによってDIY用の組み立て式のパレット等も販売されておりますが、そちらには該当しない項目もございますのでご注意ください。
とは言え、実際の輸出業務に使われていたパレットだからこその扱いづらさもあるため、ご自身で情報を収集して、費用と手間と見た目と総合的に判断して納得のいく選択をしていただければと思います!
パレットを使用したDIYを検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。


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