今日は土曜出勤の振替休日になったので、「大嘗宮の一般公開」に行ってきました!
皇居への道のりにも観光スポット
最寄駅はいくつかありますが、私は東京駅から歩いて皇居に向かいます。
あいにくの天気だったので、東京駅から行幸通りの地下を通って皇居を目指します。
全く意図していなかったのですが、行幸地下ギャラリーを通りかかると…


おびただしい数の「スター・ウォーズ」のコレクション‼︎
これは、2019年12月20日に公開の「スター・ウォーズ」の完結編、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と連動したクリスマス・プロモーション「スター・ウォーズ 丸の内ブライトクリスマス2019(STAR WARS Marunouchi Bright Christmas 2019)-Precious for you-」の一環のようです!
ファンの方必見なので東京駅付近を訪れた際には是非!
東京駅の地下では、こういった展示が頻繁に行なわれているので、普段あまり皇居付近を訪れない方は、ついでに東京駅の地下も散策すると面白いかもしれません。
見学は「後列からじっくり」撮影は「前列で素早く」!
一通りのコレクションを見学した後、いよいよ皇居へ。
水曜の昼前、しかも雨もぱらつく中でしたが既に大勢の方が入場を待っている状況でした。
荷物検査を済ませていざ場内へ。
通常の一般公開時と同様に坂下門をくぐり、宮内庁前を通過。
江戸城時代の名残である「百人番所」や立派な石垣を通過すると、いよいよ大嘗宮が正面に見えてきます!

正面は本来観覧通路なのですが、写真を撮影しようという来場者で賑わっており、柵の前列は身動きの取れない状況に。
後ろの方は空いているのですがセルカ棒、三脚等の使用は禁止されており、遠くからの撮影は難しいと思います。
まずは後列から落ち着いて建物を見学するのが良いと思います。宮内庁付近で各建物の説明が書かれた見取り図が配られるので、そちらを見ながらだとより見学を有意義に楽しめると思います。

その後、正面からのアングルを一通り見学し終わった後、どのように撮影したいかあらかじめ決めた上で、タイミングを見て前列に行って写真を撮るのが良いと思います。
「悠紀殿」「主基殿」「廻立殿」の見学は横からがオススメ
また、建物正面を過ぎると一気に混雑しなくなるので、撮影目的ではなくじっくりと観察したい方には横、後ろからのアングルもオススメです。

大嘗宮の儀の中の「悠紀殿供饌の儀(ゆきでんきょうせんのぎ)」「主基殿供饌の儀(すきでんきょうせんのぎ)」が執り行われた建物は正面の門から少し入った位置にあるため、横、後ろからの方が、建物の全容や細かい造りなどを把握することができます。
場内の紅葉も楽しむことができ一石二鳥!
私が訪れた日はあいにくの天気だったのですが、晴れている日には紅葉もゆっくり楽しんで行くことをオススメします。
11月27日時点では紅葉の色付きが7割くらいでしたが、この週末の冷え込みで見頃を迎えていると思います。
更に12月2日から8日の公開最終週は「乾通りの紅葉」も一般公開されているので、都合が合う方は是非とも観に行ってみてください!
注: 乾通りからも大嘗宮への見学が可能ですが、乾門まで通り過ぎてしまうとそこから戻って大嘗宮の見学ができないので見学ルートにはご注意ください!
一生に一度あるかないかの機会だから…
天皇陛下の御即位に合わせて行なわれる大嘗祭はまさに「一世一代」の行事です。
私たちにとっても、一生に一度立ち会えるかどうかの機会なので、カメラを構えるのも良いですが、しっかりと自分の目に焼き付けるのが良いのではないでしょうか。
素人なので細かい建築技法や歴史的な背景はわかりませんが、歴史の教科書でしか読んだことのない事象が遠い昔から脈々と受け継がれていると思うと感慨深いものがあります。観光客向けに多少取り壊すまでの期間は延ばしているのでしょうが、祭祀の前に短期間で建造し、終了後に速やかに取り壊すという伝統を感じるのもまた良いと思います。
見学できる期間は12月8日までとなっていますので、お時間ある方は是非訪れてみてください!
コメント